2018-11-20 第197回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号
お話のとおり、日本ワインの人気の高まりによりまして、ワイン用ブドウ苗木の需要も増加をしているところでありますけれども、苗木の生産に、接ぎ木等を含めまして、三年程度を要します。生食用ブドウと比べまして、ワイン用の苗木は種類が多くて、ニーズも分散をしております。こういったことから、需要の急増への対応が困難なために国内で苗木の供給不足が生じているものと認識をしているところであります。
お話のとおり、日本ワインの人気の高まりによりまして、ワイン用ブドウ苗木の需要も増加をしているところでありますけれども、苗木の生産に、接ぎ木等を含めまして、三年程度を要します。生食用ブドウと比べまして、ワイン用の苗木は種類が多くて、ニーズも分散をしております。こういったことから、需要の急増への対応が困難なために国内で苗木の供給不足が生じているものと認識をしているところであります。
あるいは、もう一つ農業の例でございますけれども、センサーから得られます土壌データや気象データなどビッグデータを蓄積、分析をいたしまして、ワイン用のブドウの収穫や害虫駆除の最適なタイミングを予測しまして、地元の中小のワインブドウ農家で高品質なブドウ栽培を目指し、地元のブランドの確立などを目指していこう、こういう取組なども支援をしているところでございます。
さらに、長野県で取り組み始めた、IoTを活用したワインブランド創出スキームというプロジェクトにおきましては、センサーで観測した土壌あるいは気象などのデータを蓄積、分析いたしまして、ワイン用のブドウの収穫、害虫駆除の最適なタイミングを予測することなどを通じまして、高品質なブドウ栽培の確立、あるいはワインのブランド力向上ということを目指すというものでございます。
そこでは、健康長寿県と知られております長野県内でも半世紀以上にわたり地域の医療を支えてきた佐久市の佐久総合病院を視察したほか、高原野菜の一大産地として有名な川上村、そしてワイン用ブドウについて六次産業化の取り組みを進める東御市を視察いたしました。 川上村では、現在のような稼げる農業を実現するまでの経緯をお伺いしたところであります。
日本のワイン用ブドウでは、黒ブドウのベイリーAと白ブドウの甲州がこのOIVによってリストに今登録をされているというふうに承知しております。このことが実は日本の甲州ワインの世界的な評価につながっていった要因の一つではないかというふうに私は思っておりますけれども、残念ながら、我が国はまだこのOIVの方には加盟をしていないというふうに伺っております。
ワイン用のブドウの生産量も拡大しまして、ワイナリーが五カ所、それからビンヤードが四カ所、質、量ともに他の産地に肩を並べるまでになりました。今ではもう生産が需要に追いつかない状況にもなってまいりまして、さらに、ブドウ畑でワインの直売もやっている。それから、直接ワインを購入するお客さんがたくさん来られて、観光地化もしてきています。
もう山梨県でやっておられる、農林水産省からの競争的資金等を活用した研究ですので、委員の方がお詳しいかと思いますが、例えば白ワイン用の山梨五十四号、非常に赤ワインのいい色が出るビジュノワール、それから、やり方として、今環境省、経産省からもお話がありましたけれども、この技術として、白色シートを敷設して垣根仕立てでやっていく、こういうところに今お話のあったところをいろいろ組み合わせていく、連携していく、このことが
国税庁におきましては、我が国ワイン産業の健全な発達を図る観点から、例えば、国際ブドウ・ワイン機構に対しまして、我が国のワイン用ブドウであります甲州及びマスカット・べーリーAを登録いたしまして、これらの品種名の表示によるEUへのワインの輸出を可能としたほか、昨年七月には、ワインに関します国内最初の地理的表示として山梨を指定したところでございます。
例えば、お地元の長野か、山梨だったか、ちょっと記憶が曖昧ですが、今までつくれないと言われていたワイン用のきちっとしたブドウをつくるということをずっと長い間取り組まれて、今、非常にいいワインをつくっておられる方々の本が「ウスケボーイズ」という形で出版をされておりましたけれども、やはり、若い方だけではないと思いますが、中年も含めて、失敗を恐れずに、きちっとチャレンジをする、その取り組みをしっかりと我々、
しかし、ワイン用のブドウ、これを作るのに、実を付けるまでに最低三年、土壌から作ることになれば五年、いいワインを造るまでには二十年から三十年掛かるという話であります。レストランに至っては一度も、一回も、一年も黒字になったことがないと。それでも地域のために続けているというのが現状であります。やはりここでも契約期間の短さが不安であるというようなことが言われました。
さっき申し上げましたように、ワイン用のブドウをつくりたいとメーカーは思っているわけであります。そういったワイン特区に関しまして、現状、どうなっているのか。ぜひお願いしたい、こういうふうに思います。 この特区は、かつて、昔大臣と一緒に勉強をしたいわゆる元気の出る農業というのがありました。あのときは、昔のいわゆる農政というのは最初米だった。総合農政になった。
先ほどの甲州ブドウの、まさにこれですね、新聞がありますが、「畑に穴掘り、もぎ取っては捨て…」こういうつらい話から少し、ワイン用のブドウに改植しよう、それに対して町、勝沼町というところですが、あるいは山梨県、タイアップしてその改植事業に対して補助金を出す、厳しい財政状況の中で苗木代の半分を補助していく、こういう話をしております。
長年にわたりまして品種改良をやっておりまして、これまでワイン用の品種としましては、甲斐ノワールあるいは甲斐ブランそれからサンセミヨンといった形での優良な品種ができております。これにつきましては、かなり市販されているというふうに聞いております。 現在もよりよい品種を目指しまして、あるいは糖度が高い、それからポリフェノールが高いといったような有望な品種を育成中でございます。
○政府委員(吉國隆君) ワイン用のブドウの転作上の取り扱いについてのお尋ねでございます。 水田農業確立対策におきましては、先生御承知のように、需給上問題になる作物への転換というのは対象作物として取り扱わないという原則がございまして、温州ミカンやリンゴ、ブドウというようなものがこれに該当するという原則になっているわけでございます。
○政府委員(吉國隆君) ワイン用のブドウの生産と転作、水田農業確立対策との関係についてのお尋ねでございます。 ブドウの需給状況にも先生若干お触れになりましたが、お話のございましたとおり、残念ながら果樹全体が総じて消費が、頭打ちないし物によっては相当程度消費が落ち込んでまいっている。
また、ワイン用のブドウといいますか、原料ブドウにつきましては、私どもの方で、これは国税庁の方が関係をいたしますので、双方で毎年県を集めて会議をやるなり、あるいは場合によっては県へ行くなりして原料ブドウとワイナリーとの安定供給、安定取引ということをずっと指導してまいっております。
そのほか、ワイン用のブドウの場合ですと百五十円前後ぐらいで普通は取引をされておりますが、あとデラウエアとか、そういうワイン用ではない物をワインに転用している物もございますので、そういった物では非常に安い、四十円とか五十円とかいう数字になっております。ワイン専用種の場合には大体百五十円から二百円、こういうふうになっております。
○政府委員(富田朝彦君) この卓上には、普通、国によって違いますけれども、日本の場合はシャンパングラス、それからワイン用のコップが二つ、それから水のコップが一つ、こういう四個すでに出ております。それに、これはもう御案内のとおり、料理の進行に従いまして、最初に白いワインをついで回る、それからさらに、肉のようなものが出ました場合には赤いワインがつがれる。それをついで回る。
いずれにいたしましても、問題の性格上、非常に具体的な結論を早急に得るというのはかなりの時間を要するんではないかというふうに思われますので、国産ワインと原料ブドウの共存共栄ということを基本といたしまして、五十四年度以降のワイン用の原料ブドウの安定取引というものを含めましてそのあり方を検討してまいりたいというふうに思っておるわけでございます。
ただ問題は、現在の生産数量といいますか、そういう面積といいますか、そういうものが現在日本のブドウが生食用とそれからワイン用と両方が競合しておるというふうなことがありまして、特に生食用の方の需要が非常に旺盛な場合には、ワイン用の原料がなかなか安定的に手に入らない。